ゴルフの練習場所として代表的なのが、インドアゴルフと打ちっぱなしです。
どちらもゴルフの練習ができる施設ですが、練習環境や設備、料金、通いやすさなどには大きな違いがあります。
「初心者にはどちらがいい?」
「効率よく上達するならどっち?」
「料金が安いのは?」
など、どちらを利用するか迷っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、インドアゴルフと打ちっぱなしの違いを比較しながら、それぞれに向いている人や上手な使い分け方について紹介します。
インドアゴルフと打ちっぱなしの違い
インドアゴルフと打ちっぱなしの大きな違いは、屋内で練習するか、実際の屋外空間にボールを打つかという点です。
インドアゴルフでは、ネットやスクリーンに向かってボールを打ち、シミュレーターや弾道測定器でショットの結果を確認する施設が多くなっています。
一方、打ちっぱなしでは実際に広い練習場へボールを打つため、飛んでいくボールを自分の目で確認できます。
主な違いを比較すると、次のようになります。
| 比較項目 | インドアゴルフ | 打ちっぱなし |
|---|---|---|
| 練習場所 | 室内 | 屋外が中心 |
| 天候の影響 | ほとんど受けない | 雨・風・暑さ・寒さの影響あり |
| ボールの飛球 | シミュレーターなどで確認 | 実際の飛球を確認 |
| データ分析 | 対応している施設が多い | 施設による |
| レッスン | 対応施設が多い | 対応施設もある |
| 営業時間 | 24時間営業もある | 施設による |
| アクセス | 駅近施設も多い | 郊外型も多い |
| 練習環境 | 一定 | 風や気温など実戦に近い |
| 料金体系 | 月額制が多い | ボール代・打席料などが多い |
どちらが優れているというわけではなく、練習したい内容によって向いている施設が変わります。
インドアゴルフの特徴
インドアゴルフは、室内に設置された打席でゴルフを練習する施設です。
近年はゴルフシミュレーターや弾道測定器を導入している施設も多く、ショットのデータを確認しながら練習できます。
施設によっては、インストラクターによるレッスンや、クラブ・シューズのレンタルなども利用できます。
また、駅前や商業施設などに店舗があるケースもあり、仕事帰りなどに利用しやすいことも特徴です。
打ちっぱなしの特徴
打ちっぱなしとは、広い練習場に向かって実際にボールを打つゴルフ練習場のことです。
正式には「ゴルフ練習場」や「ドライビングレンジ」と呼ばれることもあります。
実際のボールの高さや曲がり方、飛距離などを自分の目で確認できるため、ラウンドに近い感覚でショットを確認できるのが特徴です。
施設によっては、数十打席から100打席以上を備えた大型練習場もあります。
インドアゴルフのメリット
インドアゴルフには、屋内ならではのメリットがあります。
天候に左右されない
インドアゴルフは室内なので、雨が降っていても問題なく練習できます。
夏の猛暑や冬の寒さ、強風などの影響も受けにくいため、一年を通じて安定した環境で練習できます。
「毎週決まった曜日に練習したい」という人にも向いています。
ショットをデータで分析しやすい
シミュレーターや弾道測定器を使える施設では、飛距離だけでなく、ボールスピードや打ち出し角、スピン量などを確認できます。
自分では「良いショットだった」と感じても、データを見ると改善点が見つかることがあります。
感覚だけに頼らず、数字を使いながら練習できるのはインドアゴルフの大きなメリットです。
自分のスイングを確認しやすい
施設によっては、カメラでスイングを撮影し、その場で映像を確認できます。
自分がイメージしているスイングと、実際の動きが違っていることは珍しくありません。
映像を確認しながらフォームを修正したい人にも適しています。
駅近や24時間営業の施設がある
インドアゴルフは、大きな土地を必要とする打ちっぱなしと比べ、駅前や市街地にも作りやすい施設です。
そのため、自宅や会社の近くにある施設を見つけやすいことがあります。
24時間営業の施設なら、早朝や仕事帰り、夜遅い時間にも利用できます。
インドアゴルフのデメリット
便利なインドアゴルフですが、屋外練習場にはないデメリットもあります。
実際に飛ぶボールを見られない
インドアゴルフでは、ボールをネットやスクリーンに向かって打つため、実際の飛球を見ることはできません。
シミュレーター上ではボールの軌道を確認できますが、実際の空中での飛び方とは感覚が違う場合があります。
風の影響を練習できない
実際のゴルフコースでは、風向きや風の強さによってボールの飛び方が変わります。
室内では基本的に風がないため、こうした自然環境への対応を練習することはできません。
月額料金が必要な施設も多い
インドアゴルフでは月額会員制を採用している施設も多くあります。
頻繁に利用する人にとってはお得になる場合がありますが、月に1回程度しか利用しない場合は割高になることもあります。
打ちっぱなしのメリット
打ちっぱなしには、実際にボールを飛ばせるからこそのメリットがあります。
ボールの飛び方を直接確認できる
打ちっぱなしでは、打ったボールが実際に飛んでいく様子を見ることができます。
ボールの高さや左右への曲がり、飛距離などを自分の目で確認できるので、ショットの感覚を身につけやすくなります。
特にドライバーやアイアンなど、実際の弾道を確認したい練習には向いています。
実戦に近い感覚で練習できる
屋外では風や気温などの影響を受けます。
これはデメリットでもありますが、実際のゴルフコースでも同じような環境変化があります。
そのため、風の中でどのようにボールが飛ぶのかを確認するなど、実戦を意識した練習ができます。
好きなクラブで多くのボールを打てる
打ちっぱなしでは、ドライバーからウェッジまでさまざまなクラブを使いながら練習できます。
施設によってはボール数の多いプランや時間制の打ち放題を用意している場合もあります。
とにかく多くの球を打ちたい人にも向いています。
都度利用しやすい
打ちっぱなしでは、月額会員にならなくても利用できる施設が多くあります。
「ラウンドの前だけ練習したい」
「月に1〜2回くらい練習したい」
という人にとっては、利用した分だけ料金を払う方式の方が使いやすいこともあります。
打ちっぱなしのデメリット
一方、屋外施設ならではのデメリットもあります。
天候の影響を受ける
強い雨や風の日は練習しにくくなります。
屋根付きの打席でも、夏は暑く、冬は寒く感じることがあります。
特に真夏や真冬は、長時間の練習が負担になる場合があります。
市街地では施設が少ないこともある
打ちっぱなしには広い敷地が必要です。
そのため、駅前や都心部よりも郊外にある施設が多くなる傾向があります。
車がないと通いにくい施設もあります。
自分のスイングを客観的に確認しにくい
ボールの飛び方は確認できますが、自分自身のスイングを確認するにはスマートフォンなどで撮影する必要があります。
インドアゴルフのように毎ショット自動で映像を確認できる設備がない施設もあります。
料金はどちらが安い?
インドアゴルフと打ちっぱなしでは料金体系が違うため、単純にどちらが安いとは言い切れません。
インドアゴルフでは月額制や通い放題が多く、打ちっぱなしでは打席料とボール代を支払う形式が一般的です。
そのため、利用頻度によってお得な方が変わります。
月に1〜2回程度しか練習しない場合は、都度払いの打ちっぱなしが利用しやすいでしょう。
一方で、週に何度も練習する場合は、インドアゴルフの通い放題プランの方が1回あたりの料金を抑えられる可能性があります。
施設を比較するときは月額料金だけではなく、自分が月に何回通う予定なのかを考えてみましょう。
初心者にはどちらがおすすめ?
これからゴルフを始める初心者の場合は、インドアゴルフが利用しやすいケースが多いでしょう。
特にレッスン付きのインドアゴルフなら、クラブの握り方や構え方、基本的なスイングなどをインストラクターから教えてもらえます。
また、周囲を気にせず練習しやすい施設や、クラブ・シューズをレンタルできる施設もあります。
ゴルフ用品をまだ持っていない人でも始めやすいのがメリットです。
一方で、ある程度ボールを打てるようになったら、打ちっぱなしで実際の飛球を確認する練習もおすすめです。
つまり初心者の場合、
インドアゴルフでフォームを覚える → 打ちっぱなしで実際の飛球を確認する
という使い方も効果的です。
上達を目指すならどちらがおすすめ?
スコアアップを目指している場合も、どちらか一方に絞る必要はありません。
インドアゴルフでは、スイング映像やショットデータを確認しながら課題を見つけることができます。
一方、打ちっぱなしでは、改善したスイングで実際にボールがどのように飛ぶかを確認できます。
そのため、
インドアゴルフでフォームやデータを確認する
↓
打ちっぱなしで実際の飛球を確認する
↓
ゴルフコースで試す
という流れで練習すると、それぞれの施設のメリットを活かせます。
インドアゴルフが向いている人
次のような人にはインドアゴルフがおすすめです。
・天候を気にせず練習したい人
・仕事帰りや早朝に練習したい人
・自分のスイングを映像で確認したい人
・ショットをデータで分析したい人
・レッスンを受けたい人
・ゴルフ初心者
・駅から近い施設を探している人
・定期的にゴルフを練習したい人
打ちっぱなしが向いている人
次のような人には打ちっぱなしが向いています。
・実際のボールの飛び方を確認したい人
・屋外で練習したい人
・ドライバーの弾道を確認したい人
・風の影響も含めて練習したい人
・月に数回だけ練習したい人
・たくさんボールを打ちたい人
インドアゴルフと打ちっぱなしは使い分けるのがおすすめ
インドアゴルフと打ちっぱなしには、それぞれ違ったメリットがあります。
インドアゴルフは、スイングの分析やデータを使った練習に向いています。
一方、打ちっぱなしは、実際のボールの飛び方を確認する練習に向いています。
そのため、どちらか一方だけを利用するのではなく、目的に合わせて使い分ける方法もおすすめです。
例えば、
普段の練習は近所のインドアゴルフ
ラウンド前は打ちっぱなし
という使い方もできます。
自分の生活スタイルや練習目的に合わせて、無理なく続けられる環境を選びましょう。
近くのインドアゴルフを探してみよう
インドアゴルフは施設によって、料金や営業時間、レッスンの有無、導入されているシミュレーターなどが異なります。
まずは自宅や職場の近くにどんな施設があるか探してみましょう。